エクステリアの総合コンサルタント・株式会社ダイワ

美濃焼CTタイル 特集

タイルは元々汚れにくい素材でしたが、近年「防汚」「セルフクリーニング」などのキーワードで、より汚れにくいタイル(防汚タイル)や、触媒により汚れを分解することのできるタイル(セルフクリーニングタイル)が販売されています。これらの高機能タイルは、日本を代表する企業が販売している親水性を高めたタイルや、光触媒を利用したタイルとして耳なじみがあると思われます。これらの商品の中から、株式会社ダイワは、CT触媒と言う耳なじみのない触媒を採用したタイルをご紹介いたします。なぜCTタイルなのか?ぜひ、本ページを読んで頂きご賛同頂ければ幸です。

タイル生産量日本一の町が開発した高機能タイル

ダイワがセレクトする「CTタイル」の販売元・協同組合ケイエスジー

岐阜県多治見市笠原町|タイル生産量日本一の町

夏には日本を代表する暑い地域として有名な岐阜県多治見市は、良質な土と土岐川の水に恵まれ、志野、織部、黄瀬戸など類い希な美を創出してきた焼き物の里として歴史を刻んできました。中でも笠原地区は、タイルの生産量が日本一の町になります。

協同組合ケーエスジー|タイル産地の官公需適格組合

共同組合ケーエスジーは、笠原地区を中心としたタイル商社とタイルメーカー(賛助会員)から成る組合であり、中小企業庁より官公需適格組合としての資格を得て、地場産業であるタイル産業の活性化に努め、官公需の共同受注を積極的に行い、契約を責任を持って履行しております。

美濃焼CTタイル振興会|CTタイルを共同研究

美濃焼CTタイルは、このタイル産地(美濃焼CTタイル振興会)が、電荷移動型酸化還元触媒(Charge Transfer触媒)を開発した理学博士・市村昭二先生と共に研究し商品化したセルフクリーニングタイルになります。協同組合ケーエスジーは、美濃焼CTタイル振興会の事務局として、美濃焼CTタイルの製造・販売を行っております。

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『特許第3514702号』取得・『第29回発明大賞』受賞した安心なタイル

ダイワがセレクトする「CTタイル」セルフクリーニング作用

理学博士・市村昭二先生|CT触媒の開発

国立大学工学部の応用物理や電子工学の教授を歴任し、米国ミネソタ州立大、イリノイ大の客員教授、チャールズ・エフ・ケタリング研究所上級研究員として留学、豊田中央研究所主任 研究員など長年研究者として最先端研究を行う理学博士・市村昭二先生により、CT触媒は開発されました。

CT触媒の作用|温度の変化で汚れを分解

CT触媒は、温度の変化をエネルギーとして、汚れから電子を引いたり(酸化作用)、汚れに電子を足したり(還元作用)することにより、汚れを分解する触媒です。光触媒と比べて作用条件が少ないことが、CT触媒の特徴の一つと言えます。また、その安全性は、ウサギやマウスの実験でも実証されており、安心してご利用頂けます。

美濃焼CTタイル|『特許第3514702号』・『第29回発明大賞』

美濃焼CTタイルは、特願2000-189584にて特許出願し、番号3514702にて2004年1月24に特許取得しております。また、日本発明振興協会『第29回発明大賞』を受賞いたしました。

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高い表面硬度・厚い触媒層|半永久的な触媒効果のあるタイル

ダイワがセレクトする「CTタイル」高い表面硬度

CT触媒と釉薬、そして焼成|高い表面硬度の実現

CT触媒は極めて高い温度でもその機能が失われません、そのため美濃焼CTタイルでは、釉薬にCT触媒を添加して1250°以上の高温で焼成しております。結果、美濃焼CTタイルの触媒層は厚く、かつ、通常のタイルと同等の表面硬度があります。また、CT触媒は釉薬に対して比重が軽いため、釉薬層の上層部に集まりやすく、汚れに効果的に作用します。つまり、美濃焼CTタイルは、触媒層が厚く優れた耐摩耗性があるタイルになっており、半永久的な触媒効果が期待できるタイルなのです。

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「防汚」「セルフクリーニング」タイル比較

美濃焼CTタイル・セルフクリーニングタイル
方式 電荷移動型酸化還元触媒
触媒のエネルギー 大気温度の変化
焼付温度及び方法 1250°/釉薬に触媒添加/焼き1回
周辺環境の浄化作用 あり
防菌・防カビ作用 あり
A社・セルフクリーニングタイル
方式 光触媒
触媒のエネルギー 紫外線及び水
焼付温度及び方法 600~800°/釉薬層の上にコーティング/焼き2回
周辺環境の浄化作用 あり
防菌・防カビ作用 あり
B社・防汚タイル
方式 防汚樹脂コーティング
触媒のエネルギー なし
焼付温度及び方法 200~300°/釉薬層の上にコーティング/焼き2回
周辺環境の浄化作用 なし
防菌・防カビ作用 なし